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線状降水帯とは

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カテゴリ:生活・地域情報

線状降水帯とは

さて、近年よく問題になっている「線状降水帯」について。

テレビでよく解説しているのでご存知の方も多いかと思いますが、これは

激しい雨を降らせる積乱雲が一列に連なること

です。

 普通は雨雲は通り過ぎて、去っていくのに対し、線状降水帯は同じ場所で次から次に積乱雲が発生するので、一見、積乱雲がどこに止まっているかのように見えますが、実際はそこで新たに「積乱雲が生まれ続けている」のです。

条件としては、

①暖かく湿った空気が継続的に流入すること

②山の斜面などの付近

③積乱雲を動かす一定方向の風

この3つが揃った時に起こるそうです。

形成された積乱雲が、上空で風に流され、同じ場所でまた別の積乱雲が形成され、を繰り返し、ベルトコンベアのように積乱雲が形成され上空で連なる「バックビルディング現象」が起き、直下に集中豪雨をもたらします。

ただこれ、予測がとても困難で、発生のメカニズムも具体的に解明されているわけではないそうです。

ここ30年で「1時間に50㎜以上の集中豪雨」自体は、1.4倍に増えているそうで、地球規模の平均気温の上昇となんらかの関係があることは伺えますが、今回の球磨川から起こった「線状降水帯」も、気象庁ははっきりと「ここまで酷くなることは予測できなかった」と認めてます。

また、熊本県知事も、「治水のためのダム反対!」と言って当選し、堤防の工事もやらないまま放置し、この災害。

「誰の責任」と追求すること自体が最近の古い風潮のようにも思えますが、知事を選んだのは県民だし、堤防の工事は行政の不作為だし、矛先の持っていきようもないですね

これが自然災害というもので、日本列島では特に、長い年月をかけてこれと戦ってきました。(関連記事→「自然災害と人災」

本来は「コンクリートで自然を覆う行為」は、人為的なもので、自然の摂理に反することでもあるのですが、これが地表面付近の温度を上げ、大気が不安定になります。

湿った空気は南方から入ってきますので、それらと山の斜面による上昇気流が発生。
上空の冷たい空気との接面で水蒸気が水に変わり、集中豪雨をもたらしている、という感じではないでしょうか。

コンクリート自体が、自然発生するものではないので、そういった人為的なものが気象に影響するのは、なんとなく想像できます。

逆に、人間がやりたい放題やって、自然現象が何も変化しない、というのも考えにくいものですので。

「新型コロナ」で営業を自粛していて、やっと再開したところにこの大雨で被災。

自然というのは容赦ないです。

「新型コロナ」自体、過度に反応し過ぎてるのでは!?という風潮になってきましたが、私としては「経済を犠牲にしてまでは自粛する必要はない」で一貫してます。

経済を止めてもいいのですが、それなら国が補償してください。
補償できないのであれば、恣意的に口出しするのは過度な強権力の行使になります。

水害で止むを得ず「営業できない」のとは訳が違います。

この時期、人為的な「営業の自粛要請」と、自然による強制的な「営業不能」が重なりました。

欧米や大陸とは違う、日本列島独特の事情も考慮した行政側の対策と対応を、期待したいものです。


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